2022.02.25
今回は、各営業所で独自に取組をしていることについてご紹介します。
昭島営業所では従業員の声が管理者に届くように「ご意見箱」の取組をしています。
目的としては、
・荷主先、配送先、駐車場含めた会社敷地内の危険箇所の提言
（路面の凹み、事業所敷地内侵入の可能性等）
・屋根の設置、照明を変える等利便性向上につながるもの
・コミュニケーションの促進など、その他会社の利益につながるもの
について、従業員の皆さんから意見を募る、というものです。
2021年の4月・8月に1ヶ月間意見を募集しました。
4月の意見は
・喫煙に関する事項（臭い、吸い殻掃除、喫煙所および事務所内の三密状態等）
・その他、従業員からの要望（アルコール検知器の操作、業務内容について、トラック（故障）について）
といった内部に対しての意見が大方でした。
一方、8月に実施したときは、
・労働衛生のこと（上履きでの移動範囲、炎天下の屋外で働く時の服装）
・車庫の駐車場の穴、車両の操作方法等危険性の高いものの報告
・新入社員の紹介板・勤続年数の表示をしてコミュニケーションの活性化を図りたい
・その他、従業員からの要望（車両名札の徹底、会社周囲の通行禁止場所の統一等）
といった安全に関することが増えてきました。
4月と8月で変わったことは、記入時のルール事項の徹底が大きいかなと考えています。
特に8月では、「働きやすい職場の形成・労災事故含めた事故の発生防止」について着眼点を置いたため、4月のときよりもより現場レベルの安全のことについて意見を寄せていただいたのかなと考察しています。
この昨年の取組を基に、2022年1月から一部運用方法を変更して再度始めました。
具体的な変更内容は以下の通りです。
・昨年は期間限定で実施していたものを今年から常設
・管理主体を衛生管理者から総務部へ移管して実施
ご意見内容は確認するまで誰にも見られないように管理を徹底
・匿名制を廃止し、記名制に変更する
・ご意見内容は公開しない
運用フローは次の通りです。
総務部担当者が月に一度確認して、取りまとめて所長へ報告します。
緊急性があると認められたご意見は総務部が本人に状況を伺います。
その後必要に応じて安全衛生委員会等で問題提起をします。
改善の検討結果などはご意見を入れた方へ総務部もしくは所長からフィードバックをします。
ご意見箱は従業員全員からの意見の吸い上げだけではなく、令和4年4月から始まるパワハラ対策強化の一環としてのアンケート投函箱、社内相談窓口の利用受付とする等の運用を検討しています。
今後はご意見箱の運用の仕方を研究してよりよいやり方を模索しています。
これからも働きやすい職場環境の実現に向けて、様々な施策に取り組んで参ります。
