2023.09.25
東京港運送株式会社
代表取締役 田中秀明
東京港運送株式会社は従業員とその家族の健康の保持と増進に取り組みます。
健康経営に取り組む目的
「私たちは100年企業を目指します」という当社の経営ビジョンを達成するには、経営理念の一つに掲げている「全従業員とその家族の幸福に役立つ会社でありつづける」ことが重要です。言い換えると従業員とその家族の健康の保持と増進が、経営ビジョン達成のための根幹であることを認識し、取り組むことが必要です。
われわれ陸上貨物運送業は未だに労働集約型の産業で、主役は現場のドライバーです。現在のところトラックドライバー一人が、一台のトラックしか動かせません。
ドライバーが健康を害して休業すると、「トラックが動かない=必要なものが届かない」という結果を招きます。物流はライフラインの合言葉のもと、社会の重要なインフラとして活躍しているトラックドライバーの健康は、人々の暮らしに直結していると言えるでしょう。
われわれは自身の健康が正常な社会活動に直結しているという自覚のもとに、自発的に健康に留意し、また職場活性化のしくみや健康増進施策を取り入れることで、全従業員とその家族の健康を増進していきます。
健康経営に取り組む体制
当社では、各営業所長を各事業場の健康経営推進の責任者として選任し、毎月の安全衛生委員会を中心に健康経営の活動を推進し、その活動を社内報にて全従業員へ周知・共有することで、法人全体で健康経営に取り組んでいます。
健康経営の最終指標
アブセンティーズム(病欠・病気休業の状態)
【目標値】病気休業の日数:平均1日以内
【実績値】2022年度:1.9日(概算) 2021年度:0.7日(概算)
重点項目
1.健康意識の向上
健康に関する情報・教育の提供によるヘルスリテラシーの向上を目指す。
- 日常的に食事や睡眠、運動など健康を意識している人の割合を90%以上にする。
2022年度実績値:74%(社内アンケート)
- 異常所見のある従業員への再検査勧奨を行い、対象者の25%以上が再検査に行くよう指導する
2022年度実績値:20% 2021年度実績値:22.2%
2.働き方改革の実践
働き方改革を実現し、労働時間の削減、作業環境の改善に取り組む。
【目標値】全従業員の有給休暇取得率平均日数を7.5日以上にする
【実績値】2022年度:9.48日 2021年度:7.4日
3.こころの健康をととのえる
ストレスチェックの実施・社内外の相談窓口の設置・管理者面談の実施などにより、こころの健康状態にも留意する。
【目標値】ストレスチェック制度の受検率80%以上
【実績値】2022年度:75.6% 2021年度:90%
4.職場の活性化施策実施
社内コミュニケーションの増進策(サンクスカード・各種イベント企画)を実施することにより、職場の活性化を図る。
【目標値】社内イベント参加率50%以上
【実績値】2022年度:19% 2021年度:10%
健康経営に係る認証状況
- 健康経営優良法人ブライト500 取得
- 銀の認定 取得