東京港運送株式会社は、食品輸送、チルド食品輸送に特化した首都圏を拠点に躍進する運送会社です。

温度管理は食品輸送の最重要点

Temperature Management

ミルクを飲む少女

食品輸送の使命は、美味しいものを美味しいままに、新鮮なものを新鮮なままに消費者に届けることです。その最重要点は食品の温度管理です。
特に牛乳や乳製品、ハンバーグなど「チルド品」と呼ばれる食品は、0°C〜10°Cの範囲での繊細な温度管理が求められます。
当社は独自の基準で2°C〜5°Cの範囲での低温安定輸送をおこなっています。

チルド品配送温度管理システム

チルド品の低温安定輸送を実現しているのは商品の温度記録計です。
ただし、積込み時に、荷下ろし時の温度確認だけでは、輸送中の温度は保障されません。

当社では商品積込み時に、最終納品店舗の商品に温度記録計をセットし、配送中の温度の推移をデータとして記録しています。配送が全て終了し帰社後蓄積されたデータをパソコンに取込み、温度推移グラフを出力して、配送中の商品温度が適温範囲内に保たれていることを確認しています。

積み込み時に温度記録計をセットし、配送中の温度推移を記録。最終納品時に、温度データをPCに取り込みグラフで確認。

温度管理マニュアル

どれだけ温度管理のシステムが構築されていても、実際に配送を行うドライバーや運行管理者がその主旨と手続きを理解していなければ正しく実行されません。また個人個人が勝手な解釈で温度管理をしていては、企業として一定の品質の担保ができません。

当社では「配送時温度管理運用マニュアル」を作成し、全ドライバーに教育をしています。マニュアルには温度管理の目的、温度管理の具体的手順、異常値が出た場合の対応、緊急連絡先などが写真と図解を中心に解りやすく書かれています。
当社のドライバーと管理者は全員が、温度管理が食品配送の最重要点であることをしっかりと理解しています。

配送時温度管理運用マニュアルとプロジェクターを見て講習を受ける社員

配送時温度管理運用マニュアルと講習会風景